【2023年】プドン入国にコロナ陰性証明は必要なのか?実際に行ってきました!

2023年7月末から8月頭にかけて、日本から上海を経由してイタリアに行ってきました。

今回は上海でトランジットしましたが、行く前に色々と情報が不足しており、非常に不安でした。

なので、同じような経路の旅を予定している方の参考になればと旅程を書いてみようと思います。

日本から上海、プドン国際空港へ

7月30日(日)成田空港からプドン国際空港へ向かいます。

自分のプランでは、一度プドンで出国し、荷物を全て受け取ってから再びチェックインする必要のあるチケットだったので、強制的に中国に入国する必要が。

トランジットの待ち時間も20時間近くあったので、プドン空港の近くの安いホテルの予約を入れておきました。

中国へ入国するには中国税関出入国健康申告が必要

比較的心配性なので、事前にいろいろ調べたのですが、どうやら現時点でコロナの陰性証明書の提出は必要ない様子。

ただ、自己申告で「私はコロナではありません」という申告が必要になるらしい。

専用のアプリをダウンロードして必要事項を記入すると、QRコードが出てくるのでこれを入国の際に機械にかざすことになります。

入力はこんな感じ。

全て英語での質問ですが、解説してくれているサイトがあったので、そこを参考に記入。

ちょっと困ったのが

Contact persons in China and their phone number

中国でコンタクトを取れる人とその電話番号

とあり、

「いや、中国に知り合いなんかいないよ!」と焦りましたが、いろいろ調べた結果、普通にホテルの名前と電話番号でいいみたいです。

自分はそれで問題ありませんでした。

日本から中国、上海へ。

空港についてから健康申告を済ませました。記入する時間は数分で足りるので、直前でも問題ありません。

荷物を預けて、フライトへ。

今回利用したのは、中国東方航空。

以前中国系のフライトで嫌なこと気分を味わったので、できれば中国系は避けたかったのですが、金額の面でしかたなく。安さに勝てないのが悲しいですね。

サービスですが、聞いていたほどひどいことはなく、4時間のフライトで機内食が一度でました。普通に美味しい機内食でしたよ。

美味しいは言い過ぎかもしれません。

そして、うだうだしている間に上海プドン空港に到着。

中国へ入国

飛行機を降りて、トランジットではなく出国を目指します。

案内に沿って歩いて行くと、見覚えのあるマークが。

アプリにマークが書いてある場所で、QRコードをかざして通過していきます。

ちょっとドキドキしましたが、問題なくクリア!健康申告でいろいろ調べてヤキモキしていた自分は何だったのかというくらいにあっさりでした。

さてここからが問題。

とりあえず出口に「外国人」と書かれた案内がったので、そちらに向かいますと、何やら書類を記入する必要があるらしい。

これです。

この紙を記入して列に並びいざ入国審査カウンターに並ぶと、

「こっちはビザを持ってる人のカウンターだから、あっち並んで!」と言われて別のカウンターを指刺されます。

ついでに

「この紙ではなく、別のカードに記入して持ってきて!」

と言われ、仕方なく新たにカードに記入。

これです。

そして別に列に並び直します。

ただでさえ遅い入国審査、結構な時間待ったのにまた最後列から並び直しになります。

その上、新たに案内されたカウンターが一つしか空いていないため、全然進まない!

まあ、最初から間違った列に並んでいた自分も悪かったけど、わかりづらすぎない?

出国の際には、ビザを持っている人と

自分のような、トランジットだったら24時間、または144時間のビザフリー入国での入国とでカウンターが分かれているようでした。

わからなかったのは自分たちだけではなくて、同じようにトランジットで乗り継ぎをする方々も、一度ビザありの列に並んで並び直しになったり、せっかく並んだのに書いたカードが間違って並び直しになったりなど、もう全員がイライラしてました。

自分の後ろの外国人さんは、乗り継ぎまであと2時間しかないと非常に焦っていました。

同じようにイライラしているので、しばしお互いの近況などを語り合いながら、妙な仲間意識が芽生えていました。

結局、1時間以上かかってなんとか入国審査を通過。目の前の韓国人男性二人は体全体で中国への不満を表現しながら去っていきました。

幸い自分たちはこの後特に予定もなく、ただホテルで宿泊するだけだったので、気楽なものでしたが。

後ろに並んでいたオーストラリアへ行くといっていた家族は無事乗り継げたのだろうか。

とまあ、初の中国入国はこんな具合でした!

次の日、中国を出国してイタリアに向うわけですが、出国はそれほど手間取らずに行けました。

ただ、出国の際にも健康申告は必要ですのでご注意を!

まとめ

今回は、中国プドン空港での出国について書きました。

実際に行ってみた感想ですが、中国の皆さんも、上の一声で簡単にレギュレーションが変わってしまったりして、イライラしてるんだろなと感じました。

「わかりづらいっていったって、自分たちだってわけわかんねえよ!」という雰囲気なんじゃないかなと感じました。

今この記事を書いているのは2023年8月末ですが、原発の処理水問題の関係でどうなるかもわかりませんね。

海外旅行をする際は、常に最新情報にアンテナを張っておくという基本が大事だと改めて感じます。

それでは、今回はここまで。少しでもお役に立てれば嬉しいです。